子どもの成長は本当にあっという間です。昨日まで小さかった赤ちゃんが、今日にはハイハイをし、明日には立ち上がり、そしていつの間にか言葉を話し、走り回るようになります。
ヨシタケシンスケさんの絵本「あんなに あんなに」は、そんな子どもの成長を、独特のユーモアと温かい視点で描き出した一冊です。
本の基本情報
・購入時期:5歳
この絵本では、子どもの日常の一コマが切り取られています。
「あんなにわらっていたのに、もうこんな」といった、「あんなに…、もうこんな」というフレーズとともに、子どもたちの喜怒哀楽が描かれており、我が子の成長を懐かしく思い出したりすることができます。
知育にもつながる絵本
この絵本は、単に子どもの成長を楽しむだけでなく、子どもたちの心を育むためのヒントもたくさん隠されています。
感情の理解
絵本の中のキャラクターを通して、様々な感情を学ぶことができます。
時間の概念
過去の出来事と現在を比較することで、時間の流れを意識し始めるきっかけになります。
自己肯定感
自分自身の成長を振り返り、自信を持つことができるようになります。
未来へ繋がる物語
この絵本は、子どもたちの成長だけでなく、大人になっていく過程も描いています。
絵本の中の男の子が、成長して大人になり、絵本の中のお母さんが老いていく姿は、読者の私たちに人生のサイクルを感じさせ、未来への希望と同時に、時の流れの速さを教えてくれます。
親心も揺さぶる、心の温まる絵本
この絵本を読むと、子どもたちの成長の素晴らしさだけでなく、その速さにも気づかされます。
子どもが成長していくにつれて、親心も変化していく様子が描かれており、読んでいる私たちも、自分の親心と重ね合わせて考えさせられます。
娘の反応と読者からの感想
5歳の娘と、「あんなに泣いていたのに、もうこんな(笑っている)」ページを読みながら、「あ!これ一緒だね〜」なんて言いながら親子で楽しく読むことができました。
また、実際にこの絵本を読んだ保護者の方からは、「子どもの成長を改めて感じ、感動しました」「親子で一緒に読んで、楽しい時間を過ごせました」「大人になってからの自分と重ね合わせてしまい、涙が止まりませんでした」といった声が寄せられました。
おすすめの読み方
この絵本は、ヨシタケシンスケさんの可愛いイラストと、文字数も多くないので、5歳頃の子どもと楽しく読むことができます。寝る前の読み聞かせはもちろん、お子さんの成長を記念してプレゼントするのもおすすめです。
また、大人だけでじっくり読むこともおすすめです。自分自身の成長を振り返るきっかけにもなるかましれません。
まとめ
ヨシタケシンスケさんの絵本『あんなに あんなに』は、子どもたちの成長をテーマにした、温かくも切ない一冊です。子どもだけでなく、大人も楽しめる普遍的な魅力を持つ本を、ぜひ読んでみてください。
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