【2分で読める】「また同じことで怒ってる…」ガチガチのルールより、“育つルール”の話

「テレビは7時まで」
「お菓子は1個まで」

決めたのは親自身なのに、毎日子どもとその線の攻防で消耗している。子どもが寝たあと、ひとりで「なんでこんなに子育てってしんどいんだろう」とぼんやりする夜があります。

私も正直、ルールを守らせることに必死になりすぎて、気づいたらルールを守らせることが目的になっていた時期がありました。

目次

「ルール」は地図、でも地形は変わる

子どもにとってのルールって、実は「安心の地図」みたいなものなんですよね。

「これはOK、あれはダメ」という線引きがあると、次に何が起きるか予測できて、気持ちが落ち着きやすくなる。一貫性のある関わりが情緒の安定につながる、という考え方は、教育現場でも、アタッチメント理論にも通じるところです。

でも、地図って一度作ったらずっと同じじゃないですよね。子どもが育てば、地形だって変わっていく。

3歳のときに決めたルールが、小学生になっても同じとは限らない。それなのに「決めたから守らせなきゃ」と親がひとり意地になると、ルールが「管理のための道具」になっていくんです。

「今日だけルール」が信頼を育てることもある

我が家でたまにやるのが、「今日だけルール」。

頑張った日の夜は、ちょっとだけ遅く寝てもいい。旅行先では、お菓子を普段より多めにOKにする。娘が「今日だけルールにして!」と交渉してきたとき、たまにそれを受け入れます。

最初は「なし崩しになるかな」と不安でした。でも実際は逆で、「今日は特別だよ」という言葉の重みが生まれて、普通の日のルールを意外とすんなり受け入れてくれるようになったんです。

使うときのコツは、例外を先に宣言しておくこと。「今日は特別ね」と親から言えるときだけにしています。

一貫性って「毎回同じにすること」じゃなくて、「なぜそうするのかが子どもに伝わっていること」なのかもしれない、と最近は思っています。

ルールより先に、親の余白を

「ルールを守らせなきゃ」と力が入りすぎているとき、たいてい自分が疲れています。

余裕がないと、些細なことでも許せなくなる。そしてルールを盾にして、感情のぶつけ先にしてしまう。…そうです。私です。いや、私でした。

子どもに穏やかに関わるには、自分にも何か充電しておく必要があります。子どもが寝たあとに好きな飲み物を飲むだけでもいいし、パートナーと「今日きつかったな」と一言話すだけでもいい。祖父母でも保育園でも、遠慮なく頼っていい。

ルールの前に、まず自分。そこだけは守っておいてほしいな、と思うんです。

まとめ|「ガチガチ」より「しなやか」なルールが、長続きする

「しんどい」と感じたときは、たいていルールが硬くなりすぎているサインだったりします。

私もイラッとしながらルールを押しつけてしまうことは、今でもあります。でも最近は、「このルール、まだ合ってるかな?」と立ち止まれるようになってきました。

見直しのポイント、まとめると

  • 「なぜそのルールがあるか」を子どもと話してみる
  • たまに「今日だけルール」を、先に宣言して使う
  • ルールに疲れたら、まず自分に余白をつくる
  • 子どもの成長に合わせて、ルール自体を育て直す

「テレビは7時まで」。このルール、まだ合ってるかな。そんなふうに、ときどき立ち止まれる家にしたいと思っています。

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