ヨシタケシンスケさん「なつみはなんにでもなれる」の感想|想像力を育む親子の会話が弾む読み聞かせのコツ

ヨシタケシンスケさんの絵本『なつみはなんにでもなれる』は、身近なものを使ったまねっこ遊びと、親子の温かいやりとりが魅力の一冊です。

初めて読んだとき、うちの子(5歳)は大爆笑!「もう一回読もうよ〜!」と、何度もページをめくるほど夢中になっていました。

読むたびに笑って、読むたびに気づきがある。まさに“親子の時間がもっと楽しくなる絵本”です。

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目次

なぜこの絵本がおすすめ?

『なつみはなんにでもなれる』は、主人公・なつみが「なんのまねをしているか当てるゲーム」をお母さんと楽しむお話。

ページをめくるたびに変わるなつみのユニークなポーズ、それにツッコミを入れるお母さんのリアクションが絶妙で、子どもは笑い、大人は「わかる〜」と共感してしまいます。

でもこの絵本、ただ笑えるだけじゃないんです。子どもの想像力・表現力を育てる“まねっこ遊び”のヒントがたくさん詰まっています。

どんなところが面白いの?

身近なもので遊ぶ楽しさ

なつみは、家にあるものをなんでも遊びに変えてしまいます。
「これ、うちの子もやってるやってる」と共感できる場面がいっぱい。
絵本を読んだあと、実際にまねっこして遊びたくなるはずです。

ユーモアあふれる表現

お母さんの“ちょっと困ったようなツッコミ”がたまらない!
親子のリアルなやりとりが描かれていて、読み聞かせながら自然と笑顔になれるところが魅力です。
子どもと一緒に笑える本っていいですよね!

想像力を掻き立てる絵

ヨシタケさんならではの、シンプルで味のある線画
なつみの表情や体の動きが丁寧に描かれていて、「次は何になるんだろう?」とワクワクが止まりません。

楽しいだけじゃない!「知育効果」もいっぱい

『なつみはなんにでもなれる』は、まねっこ遊びの絵本でありながら、自然に子どもの力を育ててくれる知育要素がたっぷりです。

想像力の向上

なつみのユニークな発想を見ているうちに、「自分だったら何になろう?」と考える力が育ちます。

表現力の向上

まねっこ遊びは、言葉以外のコミュニケーションを学ぶ絶好のチャンス。体全体を使って表現することで、感情や発想を伝える力が伸びていきます。

親子の絆を深める

この絵本はクイズ形式のやりとりになっているので、親子で会話しながら楽しめるのがポイント。笑いながらコミュニケーションを取ることで、自然と絆が深まります。

実際の反応と感想

うちの子のお気に入りは、なつみがパジャマの中にぬいぐるみを詰めて「なつみはどーれだゲーム」を始めるシーン。

お母さんが「それパジャマのびるからやめて〜!」と叫ぶ場面で大爆笑!まさに“子どもあるある”のユーモア満載で、大人もクスッと笑えます。

また、絵本を読んだあとに実際の「なつみゲーム」をやると、親子で大盛り上がり!読むたびに新しい遊びが生まれます。

年齢別おすすめの楽しみ方

3歳~5歳

「次はなにになるかな?」と声をかけながら読むと、想像力がぐんぐん伸びます。
短いやりとりの中に笑いがあるので、初めての“まねっこ絵本”にもぴったり。

6歳~8歳

実際に「なつみゲーム」を親子で実践!
家にあるタオルや箱など、身近なものを使って遊ぶと創造力が広がります。

9歳以上

絵本の中のポーズを描いてみたり、自分で新しい「変身」を考えてみたり。
ちょっと大きい子でも表現遊びのネタ帳として楽しめます。

まとめ|笑って、遊んで、学べる「なつみはなんにでもなれる」

『なつみはなんにでもなれる』は、ただの絵本じゃありません。
親子で笑い合いながら想像力を育てる“まねっこの魔法”絵本です。

忙しい毎日の中でも、「ちょっと笑える」「ちょっと遊べる」時間をくれるこの1冊。
ヨシタケシンスケさんの優しい世界観が、きっと親子の時間を豊かにしてくれますよ。

気になる方はこちらからチェックしてみてください。

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