「なつみはなんにでもなれる」ヨシタケシンスケ|まねっこ遊びが親子の会話を変えた話

「うちの子、最近ごっこ遊びがマンネリ気味…」
「読み聞かせしても、すぐ飽きて別のことし始めちゃう…」

そういうモヤモヤ、ありませんか?そんなときに手に取ったのが、ヨシタケシンスケさんの『なつみはなんにでもなれる』です。

楽天ブックス
¥1,100 (2025/01/23 13:02時点 | 楽天市場調べ)
目次

開いた瞬間、「これは遊べる本だ」と思った

この絵本、一言で言うと「まねっこクイズ絵本」です。主人公のなつみが何かのまねをして、お母さんが「なんのまね?」と当てようとする。それだけのお話なんですが、これが本当によくできていて、面白いんです。

教育現場での感覚で言うと、子どもが「表現する」「伝える」という力を育てるには、”遊びの文脈”に乗せるのが一番なんですよね。ドリルでも声かけでもなく、遊びの中で自然と「どうすれば伝わるか」を試行錯誤する。この絵本はそのループをうまく設計していて、読んでいるだけで自然と親子のやりとりが始まる構造になっています。

ヨシタケさんの線画は、なつみの細かい体の動きと表情がしっかり描かれていて、「次は何になるんだろう?」という気持ちが自然と続く。何回も読んでいるのにシンプルなのに飽きない、というのはヨシタケさんの作品の特徴のひとつですよね。

娘が読んだとき、笑いのツボが想定外だった

うちの娘(当時5歳)と初めて読んだとき、大笑いしたのはパジャマの中にぬいぐるみを詰め込むシーンでした。「なつみはどーれだゲーム」をはじめるなつみに、お母さんが「パジャマのびるからやめて〜!」と叫ぶ場面。

娘の第一声は「それはだめでしょー!」でした。笑

絵本を閉じたあと、すぐに「ゲームやろう!」と言い出して、その日のうちにリビングで「なつみゲーム」が始まりました。タオルを使ったり、クッションを積み上げたり。私が何のまねか当てる役で、娘がポーズをつくる役。読み聞かせが、気づいたら遊びになってた感じです。

息子(現在年少)はまだ「何のまねか」を考えるより、絵を見て笑う楽しさで参加していますが、それでも「おなじポーズやってみる!」と体を動かしていたので、2〜3歳から「見て楽しむ」段階で十分使える絵本だと思っています。

ごっこ遊び系の絵本と比べると?

「想像力を育てる絵本」は他にもたくさんあります。ただ、この本が少し違うのは「読むだけで完結しない設計」になっているところです。

絵本を読んで終わり、ではなく、読んだ後に「じゃあやってみよう」という流れが自然に生まれる。親が「さあ遊ぼう!」と声かけしなくても、子どもが勝手に「やりたい」と動き出す。それは、この絵本が「見て笑う」だけじゃなく「自分でもやれそう」という感覚を渡してくれているからだと思います。

この絵本は、キャラクターのお話の展開を楽しみたい子には少し物足りないかもしれません。ストーリーがある種類の絵本が好きな子よりも、遊びや体を動かすことが好きな子、クイズやなぞなぞが好きな子に特にフィットしやすい印象です。

こんな場面・こんな子に向いてると思う

  • 年齢の目安: 2歳〜8歳ごろ(「見て笑う」から「自分でまねして遊ぶ」まで幅広く楽しめる)
  • 特に合う子: 体を動かすのが好き、まねっこ遊びが好き、クイズ形式が好きな子
  • こんなときに: 読み聞かせがマンネリになってきたとき、親子の会話のきっかけが欲しいとき

まとめ|読み終わったあとに遊びが始まる絵本

読み聞かせの後、子どもが「じゃあわたしがやってみる!」と立ち上がる。この絵本の本領はそこからで、本棚に戻ってからが本番だったりするのかなって思います。

「また読みたい」じゃなくて「また遊びたい」と思わせる絵本は、意外と少ないですよね。体を動かすのが好きな子、まねっこ遊びが大好きな子の本棚に、一冊置いておいて損はないと思っています。

楽天ブックス
¥1,100 (2025/01/23 13:02時点 | 楽天市場調べ)

さらに他のおすすめ商品は「Rakuten Room」で紹介しています。ぜひのぞいてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Friendly Family 公式LINE では、ブログの更新情報やここだけの限定情報をゆるくお届けしています。

個別のメッセージやご相談も大歓迎です。
ご興味があれば、ぜひ覗いてみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次