いのちの尊さを知る絵本「いのちのまつり ヌチヌグスージ」家族の絆を深める、生命の物語

「なぜ私たちは生きているの?」

子どもがそんな素朴な疑問を口にした時、どのように答えますか?

この絵本「いのちのまつり ヌチヌグスージ」は、そんな子どもの心に寄り添い、生命の神秘と家族の絆を優しく教えてくれる一冊です。

目次

沖縄の言葉「ヌチヌグスージ」が教えてくれること

「ヌチヌグスージ」とは、沖縄の方言で「命の祭り」という意味。ご先祖様を敬い、感謝の気持ちを込めて行われる伝統行事です。

この絵本では、見開きいっぱいの絵で、たくさんのご先祖様が描かれています。まるで、自分たちのルーツを辿る歴史絵巻のような壮大な世界が広がります。

知育効果も抜群!

この絵本を読むことで、子どもたちは以下のことを学ぶことができます。

生命の尊さ

自分たちの命が、たくさんの人々によって繋がれていることを実感できます。「この中の誰かがいなかったら、今の私はいなかったんだね」と、子どもは生命の奇跡に感動することができます。

家族の絆

家族の大切さやご先祖様への感謝の気持ちを育むことができます。絵本を読みながら、「おじいちゃん、おばあちゃんはどんな人だったのかな?」と家族の話をしたり、感謝の気持ちを伝えたりするきっかけになります。

歴史への興味

ご先祖様を通して、歴史や文化に興味を持つきっかけになります。「昔の人はどんな暮らしをしていたのかな?」「私たちの町にも、こんな歴史があったんだね」と、歴史への探求心を刺激します。

年齢別のおすすめの読み方

「いのちのまつり ヌチヌグスージ」は、年齢によって様々な楽しみ方ができる、奥深い絵本です。

3歳~5歳頃

絵本の絵をじっくりと鑑賞し、「この人はなにをしている人かな?」「どうして笑っているのかな?」など、シンプルな言葉で語りかけましょう。

6歳~8歳頃

家族の歴史を語り、絵本と重ね合わせてみましょう。「おじいちゃんは昔、こんなことをしていたんだよ」など、具体的なエピソードを話すことで、より理解が深まります。

9歳以上

沖縄の歴史や文化について、一緒に調べてみましょう。命の尊さについて、家族や友達と意見交換をしてみましょう。

実際の感想

6歳の娘とこの絵本を読んだ時、娘は「ご先祖様ってこんなにいっぱい人がいるの!?」と驚き、ご先祖様たちの顔を見て「この人はなにをやってたんだろうね?」「この人はなにが好きなのかな?」とたくさんのご先祖様たちを想像しながら質問をしていました。

「ここにいる全ての人がいたから、今のあなたが生まれてきたんだよ。この中の誰か1人のご先祖様がいなかったら、パパもママもあなたもいなかったんだよ」と伝えると、「へえー!」と目を丸くしていました。

おすすめの使い方

家族で一緒に読む

絵本を読みながら、ご家族のルーツについて語り合ってみましょう。

お墓参りに行く前に

お墓参りの前に読むことで、ご先祖様への感謝の気持ちを深めることができます。

道徳の授業で

学校で「いのちの大切さ」をテーマに学習する際に、教材として活用できます。実際に活用している学校もあるようです。

絵を描いてみよう

絵本に登場するご先祖様を見て、自分のご先祖様を想像しながら絵を描いてみましょう。

家族のルーツを調べてみよう

家系図を作ったり、古い写真を見たりして、家族の歴史を辿ってみましょう。

まとめ

この絵本は、子どもたちに「いのち」の大切さを分かりやすく伝えるだけでなく、家族の絆を深めるきっかけを与えてくれます。

ご先祖様への感謝の気持ち、そして自分自身の存在の尊さを改めて感じさせてくれる、そんな一冊です。

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