【2分で読める】イヤイヤ期克服!予告で子どもの心を掴む方法

「お風呂の時間だよ!」と声をかけると、大好きな遊びをやめたくないがために、子どもが泣き出してしまった経験はありませんか? 大人は、時計を見て「あと10分でご飯だな」と、次の行動を予測して生活していますが、子どもはまだそれが難しいことがあります。

子どもは、目の前のことに夢中になりがちで、時間の概念がまだあいまいです。そのため、突然活動を中断させられると、不安を感じたり、混乱したりしてしまうことがあります。大泣きしてしまう子どもにも、子どもなりの理由があるんです。

目次

予告で子どもに安心感を与える

子どもたちは先を見通す力がまだ十分に発達していません。自分が興味を持ったことに夢中になり、満足するまで続けたいという気持ちは、成長には欠かせないものです。そこで、次の行動にスムーズに移れるよう、予告や見通しを持たせてあげることが大切です。

予告をすることで、子どもは次に何が起こるかを理解でき、心の準備ができるようになります。突然の行動制止が子どもにとって大きなストレスになることを防ぐためにも、予告はとても効果的な方法なんです。

予告の方法

実際に予告をするとき、以下のような方法があります。

道具を使った予告

視覚的なサポート(タイムタイマーや、絵カード、簡単なイラストなど)を使って、次に何が起こるかを視覚的に示します。

ゲーム感覚を取り入れる

タイムタイマーを競争のように使ったり、カウントダウンをゲーム感覚で行ったりするなど、遊び心を加えます。

親子の会話

「あと5分で公園を出るよ。最後に滑り台に乗る?」など、子どもと一緒に行動計画を立てることで、協力を得やすくなります。

予告が効かないときの工夫

もちろん、予告をしてもすぐには効果が出ないこともあります。そんな時は、次に待っている楽しみを伝えるなど、別の工夫をしてみましょう。

子どもの気持ちに寄り添う

「遊びが楽しかったね。でも、そろそろお片付けの時間だよ」と、子どもの気持ちを認めつつ、次の行動に移ることを促します。

選択肢を与える

「ご飯を食べる前に、絵本を読みたい?それともおもちゃで遊びたい?」など、子どもに選択肢を与えることで、協力を得やすくなります。

ご褒美制度を取り入れる

行動目標を達成したら、小さなご褒美を与えることで、モチベーションをアップさせます。

まとめ

予告は、子どもが安心して次の行動に移れるようにするための大切なツールです。子どもとのコミュニケーションを円滑にするために、ぜひ試してみてください。

遊びの時間も、お片付けの時間も、すべてが大切な経験です。予告を通して、子どもと一緒に時間を共有し、楽しい思い出を作りましょう。

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