【なぜなぜ期に最適】地中の世界をのぞいてみよう!見えない世界に子どもの想像力が広がる一冊

外で遊んでいるとき、子どもからこんな質問をされたことはありませんか?

「アリの巣ってどうなってるの?」
「雪の下ってずっと雪なの?」
「マンホールの下って、ただの穴?」

我が家でもまさにそんな“なぜなぜ期”がありました。
地上の生き物や植物は目で見て触れられるけれど、地中の中は見えない世界
だからこそ子どもにとっては、想像がふくらむ不思議な場所なんですよね。

そんな時に出会ったのが、福音館書店の絵本『地球』です。
地表から地中、そして地球の内部まで、断面図で描かれている科学の入門絵本です。

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目次

『地球』(福音館書店)はこんな絵本

表紙を開くと、まるで“地面を真っ二つに切ったような”断面図の世界が広がります。
地上では草木や昆虫、動物たちが暮らし、地中には植物の根っこや虫や動物たちのすみか地下鉄や建物の基礎までが描かれています。

そして最後のページでは、なんと地球の内部(マントルや中心核)まで!
地中をどんどん深く掘り進めるような感覚で、子どもと一緒に“探検”することができる絵本なんです。

時代を感じるやさしいタッチが、逆にわかりやすい

初版は1975年ということもあり、街の断面図に描かれている人々の暮らしには、少し懐かしい雰囲気があります。
でもその“シンプルさ”が、子どもにとってはとてもわかりやすいんです。

イラストの線もやわらかく、絵だけでも地中の様子が伝わるように描かれているので、文字が読めない年齢でも楽しめます。
我が家でも、5歳の娘が「たんぽぽの根っこ、こんなに長いの!?」とびっくりしていました。

「見えない世界を“見えるように描く”」って、本当にすごいことですよね。
この絵本を通して、想像力がぐんと広がる瞬間をたくさん見せてもらいました。

季節の変化や生き物のくらしも発見できる

絵本の中では、地中の世界が季節によって変化していく様子も描かれています。
どうなって田んぼの下はいるのか、雪の下で冬眠している動物たちはどうしているのか、など。

たとえば、冬眠している動物のページを見ていると、子どもが「この上って森だよね?雪で冷たいのに木はどうして枯れないの?」と質問してきました。
一つのページから、どんどん「調べたいこと」が広がっていくのも、この絵本の魅力のひとつです。

「わからない」を「わかった!」に変える体験を小さい頃から

最近はスマホやYouTubeで調べることも簡単になりましたが、インターネットでは“単体の情報”しか得られないことが多いですよね。

たとえば「冬眠」で検索すると、冬眠している生き物の映像は見られるけれど、その周りの環境や地中の様子まではなかなかわかりません。

でもこの絵本なら、地上と地中のつながりがひと目でわかる。
「見えないものを想像する力」や「全体をとらえる力」が育つきっかけになります。

そして、「調べることでわかるんだ!」という成功体験は、理科や科学への興味にもつながっていくと感じています。

絵本『地球』で広がる親子の会話時間

この絵本を読んでいると、親もつい夢中になってしまいます。
「あ、地下鉄ってこんなに深いんだ」「マンションの下ってこうなってるんだ」と、大人でも発見がいっぱいです。

そして、子どもが「これってなんで?」と聞いてきたときに、「一緒に調べてみようか」と言える時間こそ、親子の学び時間の宝物だと思います。

まとめ|見えない世界をのぞいて、子どもの“科学の芽”を育てよう

『地球』は、3歳・4歳・5歳・6歳ごろの子どもたちにぴったりの地球絵本です。
地上・地中・地球の内部まで、断面図で描かれた世界は、まるで“科学の冒険”のよう。

「なぜ?」という疑問を楽しめる時期にこそ読んでほしい一冊です。
親子でページをめくりながら、見えない世界を一緒にのぞいてみませんか?

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