「いつもぐずってばかり…」
「今日はダメって言ったのに、なんで聞いてくれないの?」
子育てをしていると、子どもとの約束がなかなか守れないことに悩んだり、つい感情的になってしまうこともあるかもしれません。
完璧な親なんていません。そんな時こそ、大切なのは、大人が「ぶれない心」を持つことです。
なぜ、「ぶれない心」を持つことが大切なの?
大人が「ぶれない心」を持つことは、子どもの成長に大きく影響します
自信につながる
ルールを守った結果、良いことが起こると、子どもは「自分にもできる」という自信を持つことができます。
自立心を育む
自分で考え、行動する力を養うことができます。
心の安定につながる
大人の態度が安定していることで、子どもは心の安定を得ることができます。
【悪い例】
特別だから、いつもより長くテレビを見ていいよ
【良い例】
いつも通り、9時までには寝ようね
【解説】
「悪い例」のように例外を作ると、子どもは「いつも」と「特別」の区別がつかなくなり、混乱してしまいます。
具体的に、どんなことをすればいいの?
ルールを決めて、守りましょう。
例えば、「ご飯前に手を洗う」や「寝る前に歯を磨く」など、簡単なことから始めてみましょう。大切なのは、一度決めたルールは、できる限り守り続けることです。
褒める
ルールを守れた時は、必ず褒めてあげましょう。「ちゃんと手を洗えたね!偉いね!」と声をかけることで、子どもは自信を持って行動できるようになります。
理由を説明する
「なぜこのルールが必要なのか」を子どもに分かりやすく説明しましょう。「ご飯を食べる前に手を洗うと、ばい菌が入らなくて健康だよ」など、理由が分かると、子どもは納得してルールを守りやすくなります。
例外を作らない
「今日は特別だから」と例外を作ると、子どもはいつまででも例外を求めるようになってしまいます。
感情的にならず、落ち着いて接する
子どもが言うことを聞かない時、つい怒ってしまうこともあるかもしれません。でも、深呼吸をして、落ち着いて子どもと向き合いましょう。
選択肢を与える
「今すぐ片付けるか、あとで片付けるか、どちらがいい?」と、子どもに選択肢を与えることも効果的です。
子どもの気持ちに寄り添う
「どうしてそう思ったの?」と、子どもの気持ちを聞いてあげましょう。
具体的な言葉で伝える
「おもちゃを片付けないと、遊べないよ」など、具体的な言葉で伝えましょう。
叱らない子育てについては、こちらの記事をのぞいてみてください。

小さなことから始めよう!
いきなり完璧な親になる必要はありません。まずは、小さなことから始めてみましょう。例えば、
・毎日の挨拶を習慣化する
・食事の時間を決める
・寝る前の絵本タイムを作る
など、簡単なことから始めて、少しずつ範囲を広げていくと良いかもしれません。
まとめ
「ぶれない心」を持つことは、子どもを育てる上でとても大切なことです。子どもとの約束を守り、一貫性のある行動を見せることで、子どもは安心して成長することができます。
大切なのは、完璧な親になることではなく、子どもと一緒に成長していくことです。焦らず、少しずつ、自分らしい子育てを楽しんでいきましょう!