⭐︎「どっち?」の二択術
親:「ご飯食べよう」
子:「たべない!」
親:「じゃあ、片付けしちゃうね」
子:「たべるーー!(号泣)」
…はい、今日も開演。
優しく声をかけても「イヤ!」、あえて無視してみても「たべるー!」と泣かれる。毎日がコントのような、でも笑えない消耗戦です。
私も正直、イヤイヤ期まっただ中の息子を前に、「なんで全部反対なの…」と思う瞬間が何度もあります。そんな無限ループから、問いかけをちょっと変えるだけで抜け出しやすくなったんです。
なぜ全部「イヤ!」なの?
2〜3歳ごろの「イヤ」「ダメ」は、自立心の芽生えだと言われています。「〜する?」と聞かれると、その瞬間に「自分で決める」チャンスが生まれる。親の提案を断るのは、自分の力を確かめる実験みたいなものなんですよね。
困らせたいわけじゃなく、「ぼく(わたし)は自分で選べるんだ!」が全力で出ているサイン。そう思うと、少し見え方が変わってきます。
「食べる?」を「どっち?」に変えてみる
試すのは、Yes / No で終わらない質問に変えること。
事例① 食事
「ご飯食べる?」→ NOの戦いになりがち
「電車のお皿と、動物のお皿、どっちにする?」
「椅子で食べる? それともパパのお膝で食べる?」
どちらを選んでも、ゴールは「食べる」。でも子どもの中には「自分で決めた!」が残ります。この“選べた感覚”が、イヤイヤの心をふっと前向きにしてくれるんですよね。
事例② 言葉で選ぶのが難しいとき
実物を見せると、興奮した頭でも選びやすくなります。
息子には、お皿をいくつか出して見せて、「どれにする?」と選んでもらったことがあります。選んだお皿を自分で持ってきて、そのまま椅子に座って食べてくれました。
左右の手に靴を1つずつ持って、「赤い靴? 青い靴?」と聞くのも同じ使い方です。
二択もイヤ!と言われたら?
二択すら通じない「全部イヤ!」の日もあります(笑)。そんなときは、続けなくて大丈夫。
「パパが決めてもいい? それとも、自分で『こっち』って教えてくれる?」
それでも「パパあっち行って!」なら、「わかった。決まったら教えてね」とさらっと離れる。他の記事にある「物理的に距離を置く」対応と組み合わせると、意外とスムーズに切り替わることがあります。
まとめ|「選べた!」が、心の栄養になる
二択がはまる日もあれば、見事に空振りする日もあります。全部うまくいかなくて大丈夫です。私も毎回、試行錯誤中です。
選べたら、最後に一言。「自分で決めたね!」「選んでくれてありがとう」。結果は同じでも、選んだ満足感が残ります。
二択の声かけ、まとめると
- 「〜する?」を「どっちにする?」に変える
- 言葉が難しければ、実物を左右の手で見せる
- 「どっちもイヤ!」の日は、さらっと距離を置く
- 選べたら、最後に「選んでくれてありがとう」
「たべるーー!(号泣)」の開演ベルが鳴る前に、お皿を何枚か並べておく。明日の朝は、それだけ試してみようと思っています。

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