【2分で読める】ハグだけじゃない!思春期こそ大切にしたい親子のスキンシップ

「ねぇパパ、抱っこ〜」

小学1年生の娘が、リビングでテレビを見ながらふと私の膝に乗ってきました。

「もう1年生なんだから、自分で座りなよ」

そう言いかけて、ハッとしたんです。あれ、これって必要な声かけかな?って。

先日、アタッチメント(愛着形成)の講習を受けたときのこと。講師の方がこんなことを言っていました。

「小学1年生になった瞬間、スキンシップをやめてしまう保護者、実はすごく多いんです」

その言葉が、すごく胸に刺さったんです。

というのも、中学生の保護者と話していても、「小1でスキンシップをやめて、褒めることもしなくなって、気づいたら中学生になっても『へー、すごいじゃん。』ってサラッと言うだけになっちゃった」という声を何度も聞いてきたから。

でも、それって本当にもったいないことだったんです。

今日は、「もう大きいから」と遠慮してしまいがちなスキンシップが、実は何歳になっても必要な理由についてお話しします。

目次

「愛情ホルモン」は、何歳でも出る

スキンシップをすると、親子の脳内に「オキシトシン」という物質が分泌されます。よく「愛情ホルモン」なんて呼ばれていますが、これ、赤ちゃんだけの特権じゃないんです。

何歳になっても、触れ合うたびに分泌される。つまり、小学生でも、中学生でも、高校生でも、ちゃんと効果があるんですよね。

このオキシトシンには、こんな働きがあると言われています。

  • 心が落ち着く(不安やストレスが和らぐ)
  • 人を信じる力が育つ(他者への共感性や信頼感)
  • 我慢する力がつく(衝動を抑える自己コントロール)

「やる気」とか「共感力」とか、テストでは測れない力。いわゆる非認知能力って、こういうところから育つんです。

そして何より、お金も時間もかからない。毎日のちょっとした触れ合いだけで、子どもの「生きていく力」を自然に育てられるって、地味にすごいことだなと思うんです。

「小1になったから」で離してしまう、その理由

3歳の息子は、今日も「抱っこ!」「おんぶ!」「肩車!」って甘えてきます。それはもう当たり前のように、スキンシップが生まれる時期。

でも、小学1年生の娘が同じように甘えてきたとき。ふと、「もう1年生なんだから」って、心の中でブレーキがかかるんです。

講習で聞いた話では、小1になった途端にスキンシップをやめてしまう保護者が、実はすごく多いんだそうです。

「もう学校に行ってるんだから」
「周りの目が気になるから」
「甘やかしすぎるとよくないかな」

こんな理由で、子どもの方から求めてきているのに、親が冷たく離してしまう。

ある中学生の保護者は、こう振り返っていました。

「小1のとき『もう大きいから』って思って、抱っこもやめて、褒めるのも減らして。そのまま中学生になったら、『へー、すごいじゃん』ってサラッと言うだけになっちゃった。今さら抱きしめるなんて、できないですよね…」

その話を聞いて、私もハッとしたんです。娘に対して、同じことをしようとしていたんじゃないか、って。

家が「安全基地」になっていますか?

アタッチメントの講習で、いちばん心に残った言葉。それは、家がちゃんと「安全基地」になっていなくてはならないということ。

学校で失敗した。
友だちとケンカした。
習い事でうまくいかなかった。

そんなとき、子どもが安心して帰ってこられる場所。それが家であり、パパやママなんです。

そしてその「安全基地」を作る方法のひとつが、スキンシップだったりするんですよね。

これは小学生はもちろん、中学生だって同じ。思春期になっても、子どもは心の奥では「安心できる場所」を求めています。

そして何より、アタッチメントは再構築できるんです。

「小1のときにスキンシップをやめちゃったな…」と思っても、今から始めれば大丈夫。詳しくは「安全基地がある子は強くなる!愛着形成で心が安定する子の育て方」の記事でも紹介していますが、何歳からでも遅くないんですよね。

思春期でもできる!自然なスキンシップ

「とはいえ、中学生にハグなんて無理でしょ!」

そう思いますよね。私もそう思います。笑

でも、スキンシップってハグだけじゃないんです。日常の中で、自然に触れ合える瞬間って、意外とたくさんあるんですよね。

遊びの中で
「アルプス一万尺」とか手遊び歌(小学生なら意外とノってくる)
褒めるときに
「よくできた!」ってハイタッチ、肩をポンと叩く
イベントで
映画やスポーツ観戦で、自然に肩が触れたり手を繋いだり

「恥ずかしいからやめてよー」って言われるまで、続けてあげていいんです。家の中では、安心できるタッチで愛情を伝える。それが、言葉よりも深く届いたりします。

ペットとのふれあいも、ちゃんと効く

ちなみに、スキンシップは人間じゃなくても大丈夫。

犬や猫などのペットとのふれあいでも、オキシトシンは分泌されるそうです。

子どもが大きくなって家を出たあと。パパママ自身が、ペットとのふれあいで心を満たしていく。そんな第二の人生も、素敵ですよね。

まとめ|「小1だから」で、やめなくていい

小学1年生になったから、もう甘えさせちゃダメ。そんなルール、どこにもないんです。

子どもが求めてきたときに、拒まない。それだけで、家は「安全基地」になっていくんですよね。

今日の夜、寝る前に

  • 娘が膝に乗ってきたら、そのまま受け止める
  • 息子が抱っこって言ってきたら、「よしよし」って抱きしめる
  • ハイタッチ、肩ポン、「おやすみ」って頭をなでる

たった1秒でいいんです。そのちょっとしたふれあいが、子どもの心をやさしく包んで、「生きていく力」を静かに育ててくれるはず。

私も、あの日の「もう1年生なんだから」という言葉を飲み込んで、娘を膝に乗せたまま一緒にテレビを見ました。それだけで、娘は安心した顔をしていました。

子どもの成長は、あっという間。だからこそ、「もう大きいから」で遠慮せずに、日常の「ちょっとしたふれあい」を大切にしていきたいですよね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

Friendly Family 公式LINE では、ブログの更新情報やここだけの限定情報をゆるくお届けしています。

個別のメッセージやご相談も大歓迎です。
ご興味があれば、ぜひ覗いてみてください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次