【2分で読める】「しなきゃ」が口ぐせになった娘に、パパが試したたった一つのこと

「宿題、しなきゃいけないんでしょ……」
「歯みがき、しないといけないんだよね……」

誰に怒られたわけでもないのに、ため息まじりにそうつぶやく我が子。

そんな場面、最近増えてませんか?

帰宅した娘がランドセルを床に置いたまま言ったひと言に、私はとっさに「そうだよ、早くやっちゃいな」と返してしまいました。

なんかしょんぼりしている娘を見て、あとから「あ、なんか違ったな」とじわじわ後悔するやつです。

目次

「しなきゃ」が増えると、何が起きているのか

小学校に上がると、子どもの口から急に「〜しなきゃ」「〜しないといけない」が増えます。

宿題、歯みがき、お片付け。ちゃんとやってくれるのは正直ありがたい。

でも、なんというか…義務感だけで動いている子どもを見ていると、こちらの胸が少しきゅっとなるんですよね。

教育現場で感じてきたのは、「〜しなきゃ」が増える背景には、「やらないと怒られる」「失敗したらダメ」という不安が育ち始めているケースが多い、ということ。

自分で判断する前に、まず「ちゃんとしなきゃ」が出てくる状態です。

こういう感覚、大人でも心当たりありませんか。義務感だけで動いていると、どこかで息切れするんですよね。子どもも一緒だと思うんです。

「どうしたい?」のひと言が、空気を変える

あの日の夜、娘が学校の宿題を広げながらまたぼそっと言いました。

「早く終わらせなきゃ」

そこで私は「そうだね」の代わりに、「本当はどうしたいの?」と聞いてみたんです。

娘はしばらく黙ってから、「…少しだけ先に遊びたい」と言いました。

「じゃあ、何時になったら始める?」
「6時になったらやる」
「そっか。じゃあ6時にまた声かけるね」

それだけです。内容は何も変わっていない。でも娘の顔が、ほんの少し笑みを浮かべて遊び始めました。

「しなきゃ」から「自分で決めた」に変わっただけで、子どもの表情ってこんなに違うんだと、正直驚きました。

「選ぶ余地」があると、脳のギアが切り替わる

ペアレントトレーニングで学んだ話ですが、子どもは「やる・やらない」の二択ではなく、「どうやるか」を選べる状態になると、行動が前に進みやすくなるそうです。

たとえば着替えなら、
「着替えて」ではなく「ここで着替える?それとも自分の部屋で着替える?」

宿題なら、
「早くやって」ではなく「国語と算数、どっちから始める?」

選択肢の中身は些細なことでいい。「自分で選んだ」という感覚があるだけで、子どもの脳は「やらされてる」から「やってる」にシフトするんですよね。

ちなみに、このとき「共感サンドイッチ(共感→選択肢→距離)」を組み合わせると、さらに動きやすくなったりします。

事例①:歯みがきをしぶるとき

(共感)まだ遊びたいんだよね、わかるよ
(選択肢)歯みがき、リビングでする?それとも洗面所?
(距離)パパは洗面所で待ってるね

事例②:宿題がなかなか始まらないとき

(共感)今日疲れたよね
(選択肢)ご飯の前にやる?後にやる?
(距離)決まったら教えてね

「今やっちゃいなよ!」と言いたくなる気持ち、わかります。私もしょっちゅうそう思います(笑)。

でも、そこをぐっとこらえて選ばせてみると、意外とさっさと動いたりするんです。

まとめ|「しなきゃ」の口ぐせは、SОSかもしれない

子どもの「しなきゃ」が気になったら、責める必要はありません。

「本当はどうしたい?」とひとこと聞いてみる。 それだけで、全然違う会話が始まったりします。

声かけのポイントをまとめると

  • 「やる・やらない」ではなく「どうやるか」を選んでもらう
  • 時間も「いつやる?」と子どもに決めてもらう
  • 決めた後は口を出さず、少し待ってみる
  • うまくできたら「自分で決めてやれたね」と伝える

何度か繰り返していたある日、娘が6時ちょうどに「パパ、もう6時」と自分で声をかけて宿題を始めたとき、私はなんだかじんわりしてしまいました。

子どもって、ゆっくりちゃんと、一歩一歩成長してるんですよね。

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