「また怒っちゃった…」
「なんでわかってくれないのかな…」
そんな風に悩んだことはありませんか?
子育ては、子どもとの毎日が宝物のような、かけがえのない時間ですよね。でも、同時に、子どもとの向き合い方に悩むことも多いのではないでしょうか?
今回は、そんな子育て中の“もどかしさ”をちょっと和らげてくれる、子どもの心にスッと届く“共感ワード”を3つご紹介します。
子どもの心を動かすには「共感」がカギ!
子どもって、大人が思っている以上に「気持ちをわかってほしい」って感じてるんです。でも、「ちゃんとしなさい!」って言われると、気持ちが閉じちゃうこともありますよね。
そんなときこそ、まずは「共感」から。
言葉の選び方ひとつで、子どもの表情がパッと明るく変わることもあるんです。
魔法のような“共感ワード”3つ
「そう思うよね」
ちょっとしたつぶやきに「そう思うよね」と返すだけで、子どもは「わかってもらえた」と安心してくれるようになります。
たとえば、
「明日テストいやだなー」
→「そう思うよね。ドキドキするよね」
これだけで、ぐっと心の距離が縮まります。
「わかるよ」「パパ(ママ)もそうだった」
自分の経験をちょっとだけシェアするのも、共感の力になります。
たとえば、
「友だちに無視された…」
→「わかるよ、それはつらいよね。パパも昔そういうことあったなー」
「わたしだけじゃないんだ」と思える安心感が、子どもの心をフワッと軽くしてくれます。
「悔しかったんだね」「悲しかったんだね」
気持ちに名前をつけてあげると、自分の感情に気づきやすくなります。
たとえば、
「もう勉強なんかやらない!」
→「悔しかったんだね。頑張ってたもんね」
「怒ってるんじゃなくて、悔しかったんだ」と分かると、気持ちの整理がつきやすくなるんです。
「共感ワード」で変わった我が家のエピソード
我が子も、よく「保育園行きたくない!」「行かない!」と言うことがあったとき、以前は「行くよ!」「行かなきゃダメなんだよ!」と半ば強制に声を掛けてしまっていました。
でも、最近は「そっかー、行きたくない人もあるよね」と返すようにすると、子どもの方から、「今日は〇〇と▲▲で遊べるから、行こうかな」と、自分から気持ちを切り替えるように。
姉弟のケンカのときも「ケンカしちゃダメでしょ!」というより、「嫌だったんだよね」と、一度共感をすることで、気持ちの切り替えが早くなりました。
共感って、本当に子どもの心を動かす力があるんだな、と実感しています。
まとめ:共感からのスタートライン
- 「そう思うよね」
- 「わかるよ。昔はそうだった」
- 「悔しかったんだね」
この3つの言葉を意識するだけで、、子どもとの関係がちょっとずつ、でも確実に変わっていきます。
毎日じゃなくても大丈夫。思い出したときに、そっと使ってみてくださいね。