負けず嫌いな子、いませんか?
カードゲーム、ボードゲーム、じゃんけん。
勝負ごとが大好きなのに、負けると泣いてしまう。そんな姿、見たことありませんか?
我が家の5歳の娘もそうなんです。
「ほら、やっぱり負けた!」「負けるなら、もうやらない!」が口ぐせで、勝ち負けにこだわるタイプ。
どんなに楽しそうに遊んでいても、負けた瞬間に涙ぽろり。
私たちは叱らない育児を意識しているので、勝負事で泣いても怒ることはしません。
ただ、「勝負の過程が楽しいんだよ」「ドキドキが楽しいんだよ」と何度伝えても、なかなか響かないんです。
そんなときに出会ったのが、この絵本。
『かってもまけてもいいんだよ』
読んだ瞬間、「これはまさに今の娘のための本だ」と感じました。
絵本『かってもまけてもいいんだよ』ってどんな本?
この絵本の主人公は、ユニコーンのガストン。
彼は自分の気持ちと付き合うのが少し苦手。
サッカーで失敗したり、ゲームで負けたりすると、「もういやだ!」「やっぱりだめだ!」とイライラしてしまいます。
でも、そんなガストンにママが教えてくれるんです。
「大事なのは勝つことじゃなくて、楽しむこと」だよ、と。
ママの言葉をきっかけに、ガストンは失敗しても諦めず、少しずつ練習を重ねてサッカーも上手になり、ゲームも「楽しめる」ようになっていきます。
この物語を通して感じるのは、「勝ち負けよりも大事なこと」が、優しく、でも確実に伝わってくるということ。
負けたときのイライラを整えるヒントがたくさん
ガストンの物語には、子どもたちが感じる「負ける悔しさ」が丁寧に描かれています。
特に4歳・5歳・6歳の“負けず嫌い”な時期の子どもにぴったり。
負けたときに泣いたり怒ったりするのは、「どうして負けたのか」「自分がどう感じているのか」がまだ整理できないからなんです。
この絵本では、ガストンのたてがみの色が感情に合わせて変わります。
裏表紙の裏には、ガストンの感情とたてがみの色の一覧も描かれていて、「今の気持ちは何色?」と一緒に確認しながら読むことができます。
これは心理学でも使われる“感情のラベリング”という方法。
自分の気持ちに「名前」をつけることで、心が落ち着いたり、イライラを整理しやすくなったりする効果があります。
発達障がいのあるお子さんや、感情表現が苦手な子にもとてもおすすめです。
「できた!」を思い出せる絵本
この絵本のすごいところは、「できないこと」よりも「できるようになったこと」に目を向けさせてくれる点なんです。
サッカーの練習を重ねてできるようになったガストンの姿を通して、「そういえばスプーンで食べられるようになったのも」「お着替えも」「お絵かきも上手になったのも」これまで全部自分が、あきらめずに頑張ったからなんだって、自然と気づくことができます。
子どもにとって「できない悔しさ」を乗り越えるには、「できた経験」を思い出すことがとても大切。
ガストンの物語は、そのことを優しく気づかせてくれる絵本なんです。
「負けたときの接し方」に悩んでいた私も、この絵本のおかげで、叱るより、共感して寄り添う大切さを再確認できました。
「勝っても負けてもいいんだよ」
この言葉を、これからも娘と一緒に大切にしていきたいと思います。
まとめ|勝負よりも大切な“楽しむ心”を育てよう
子どもが負けて泣くとき、親としてどう接すればいいか迷いますよね。
でもこの絵本は、そんな迷いに寄り添ってくれる一冊です。
勝負のドキドキを楽しむこと、負けた悔しさを感じること、また挑戦したくなる気持ち。
その全部が「成長の種」なんだと教えてくれます。
お子さんが「負けず嫌い」で悩んでいるときこそ、ぜひこの絵本を一緒に読んでみてください。
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