「小学校に入る前に、どんな準備をしておけばいいんだろう?」
春を前に、そんな不安を感じているご家庭、多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、「いちねんせい」シリーズ(高濱正伸監修/日本図書センター)。
“花まる学習会”代表の高濱先生が監修するこの本は、小学校生活を安心してスタートするための“ルールブック”のような一冊なんです。
小学校って、どんなところ?
幼稚園や保育園までは、先生が子どもたち一人ひとりを丁寧に見守ってくれる環境。
でも小学校に入ると、「自分でできるようになること」がぐんと増えます。
たとえば…
- 自分の荷物を整理する
- 授業の始まりにすぐ準備する
- 友だちとの関わり方を考える
こうした“ちょっとした生活習慣”が、入学後の安心感につながっていくんです。
この本では、そんな大切な習慣を42のルールとして、子どもにもわかりやすく紹介しています。
「いちねんせいえほん」の魅力
『いちねんせいえほん』のいいところは、子ども目線で描かれていること。
文章はやさしく、絵も温かみがあって、読み聞かせにもぴったり。
登場するのは、どこにでもいそうな子どもたち。
「忘れものをしてしまった」
「ランドセルの中がぐちゃぐちゃになった」
「お友だちとけんかしちゃった」
そんな小さな“あるある”が、ユーモアたっぷりに描かれています。
読んでいるうちに、「うちの子もこんな感じ!」とクスッと笑えかもしれません。
高濱正伸先生が伝えたい“入学準備の本質”
高濱先生がこの本で伝えているのは、「できる・できない」よりも「考えようとする力」。
つまり、「どうしたらうまくいくかな?」と自分で考える習慣こそが、小学校生活での“独り立ち”につながるということです。
入学準備=勉強の先取りと思いがちですが、この本は生活力・心の準備・人との関わり方をバランスよく学べる構成になっています。
「小学校ルールブック」として、家庭で読むだけでなく、入学説明会前のプレゼントにもおすすめです。
わが家のエピソード|読むたびに自信がわく
わが家では、長女が年長さんの冬にこの絵本を読みました。
最初は「学校ってドキドキする」と言っていたのに、本を読み進めるうちに、目を輝かせながら言ったんです。
「これならできそうだよ!」
その言葉を聞いて、私も少し安心しました。
「入学準備=心の準備」って、こういうことなんだなと感じた瞬間でした。
保護者にうれしい構成
巻末には、「入学準備チェックリスト」のように使える項目も掲載。
たとえば「朝のしたく」「学校でのマナー」「お友だちとの関係」など、親子で話し合いながら確認できるのが魅力です。
「ここはできるようになったね」
「ここはこれから練習してみよう」
そんなふうに会話しながら読むことで、子どもの自信と自立心が育ちます。
入学前の不安を「楽しみ」に変える1冊
子どもにとっても、親にとっても“初めての小学校”。
心配はつきものですが、この絵本があれば準備の時間も楽しく過ごせます。
入学を目前にしてソワソワしているお子さんに、「こんな学校生活が待ってるよ」と伝えてあげたいとき。
そんなときに読んでほしいのが、『いちねんせいえほん』なんです。
まとめ|小学校生活のスタートを笑顔で迎えるために
入学準備は、子どもが“自分でできた”を積み重ねること。
『いちねんせいえほん』は、その第一歩を応援してくれる“心の教科書”のような存在です。
「できるようになるかな?」という不安を、「やってみたい!」というワクワクに変えてくれるこの絵本。
小学校生活の“独り立ち”を応援したいすべての家庭に、ぜひおすすめしたい一冊です。
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