「うさぎ描いて〜」と子どもに頼まれて一生懸命描いたのに、「へんなの!」と一言。
その瞬間、ちょっとムッとしてしまう…そんな経験、ありませんか?
わが家でも、まだ言葉の選び方を知らない年齢だからこそ、思わずドキッとすることがあります。
「優しい言葉を使ってくれたらいいのになぁ」と思っていたときに出会ったのが、この絵本『ふわふわとちくちく』(齋藤孝監修)でした。
本の基本情報
- タイトル:ふわふわとちくちく
- 監修:齋藤孝
- 対象年齢:4歳〜
- 購入時期:わが家では3歳のころに購入
- 特徴:「ことばをえらぶ力」が自然と身につく、子ども向けコミュニケーション絵本
この絵本では、「ふわふわことば」と「ちくちくことば」がわかりやすく描かれ、子どもが“言葉の力”を視覚的に理解できる工夫がいっぱい。
親子で読みながら「どんな言葉が気持ちいいかな?」と話し合える内容です。
絵本の特徴
『ふわふわとちくちく』は、ただ「やさしく話そうね」と教えるだけではなく、なぜ優しい言葉を使ったほうがいいのか、どう言い換えればいいのかを楽しく学べる構成になっています。
絵本の中では、
- クイズや迷路形式での言葉あそび
- 「ちくちくことば」を「ふわふわことば」に変える練習
などがあり、子どもが“ことばの使い方”を自然に身につけていけます。
知育効果・成長に役立つポイント
ことばの力を楽しく理解できる
「ふわふわことば」を聞くと嬉しい気持ちになり、「ちくちくことば」を聞くと悲しくなる。
そんな“ことばの魔法”を、イラストや吹き出しの形の違いを通して感じ取れます。
言葉の使い方を練習できる
「なんでそんなこと言っちゃったのかな?」ではなく、「どう言い換えたら優しく伝わるかな?」と考える練習ができます。
繰り返し読むことで、“ポジティブな言葉選び”が自然に身についていきます。
親子のコミュニケーションが深まる
絵本を読み終えたあとに「今日のふわふわことば、なんだったかな?」と振り返ると、会話の時間が増え、親子の関係がよりあたたかくなります。
実際の反応と感想
娘が3歳のころにこの本を読んだとき、「ふわふわことば」と「ちくちくことば」の吹き出しの形の違いを見て、すぐに「こっちはやさしい言葉だね!」と気づいていました。
その後、「うるさい」と言っていた場面でも、「静かにして」や「聞こえないよ〜」と優しく言い換えるように。
言葉の変化がそのまま成長を感じさせてくれて、親としても嬉しくなりました。
イラストも可愛らしく、文字より絵が多いので寝る前の読み聞かせにもぴったり。
5分もかからず読めるので、忙しい日でも「ちょっと読む?」と声をかけやすい一冊です。
おすすめの使い方
1日の終わりに振り返りタイムを
「今日はどんなふわふわことばを使った?」と親子で話すのがおすすめ。
子どもが“自分の言葉を振り返る”よいきっかけになります。
ケンカのあとに読み返す
「〇〇くんにちくちくことば言われた」と話が出たときには、一緒に「ちくちくで返すとまた言われちゃうね」と考えることで、言葉の連鎖を断ち切る力が育ちます。
まとめ
「優しい言葉を使ってね」と伝えるのは、意外と難しいもの。
でもこの絵本なら、“ことばの力”を子ども自身が感じ取り、自然に変わっていけます。
読むたびに、「言葉ってすごいね」と親子で感じられる絵本。
ぜひ『ふわふわとちくちく』で、おうちの中をふわふわことばでいっぱいにしてみてくださいね
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