【2分で読める】「またやっちゃった…!」に、どう向き合う?子どもの失敗を成長に変える声かけのヒント

「もう!なんでこぼすの!」

夕食後、娘がコップを倒した瞬間に出たひと言。

口から出たと同時に、「あ、また言っちゃった」と気づいてるのに止まらない。
後片付けをしながら、心の中でひっそり「ごめんね」ってつぶやくことって、ありませんか。

子どもの失敗に、反射的にイラッとしてしまうのは、正直もうどうしようもないくらい自然なことだと思います。

でも最近、ちょっと視点を変えるだけで、同じ「やっちゃった」がぜんぜん違って見えることに気づいたんです。

目次

その「なんで」、届いてないかもしれない

「なんでそんなことするの!」

このひと言、実は子どもにとってはほぼ答えられない質問だったりするんです。

2歳の子がブロックを崩してしまったのは、手の使い方やバランス感覚がまだついてないから。5歳の子が壁にクレヨンで描いてしまったのは、「描きたい!」という気持ちがあふれた結果。

つまり、「なんで」の答えが「経験が足りなかっただけ」「やりたい気持ちに体が追いつかなかっただけ」ということが多い。わざとじゃない、悪意もない。ただ、まだ知らないだけ。

そう思うと、「なんで」より「どんな気持ちだったの?」って聞く方が、話が広がるんですよね。

「叱る」の前に、一呼吸入れてみる

ペアレントトレーニングで繰り返し出てくる考え方に、「行動の前にある気持ちを見る」というものがあります。

子どもが問題行動を起こしたとき、その行動だけに反応するんじゃなくて、「なにがあってそうなったのか」に目を向けるアプローチです。

失敗を頭ごなしに叱られると、子どもの中に残るのは「やっちゃいけないことをした」という罪悪感だけになってしまいます。でも「どうなったの?」「困っちゃったね」って共感から入ると、子どもは安心して、自分の行動を振り返る余裕が生まれてきます。

これ、大人でも同じだと思うんです。

怒られると固まるけど、「どうしたの?」って聞かれると話せる。みたいな感じ。

失敗をチャンスに変える「3つの問いかけ」

じゃあ具体的にどう声をかけるか。我が家で実際に使ってみている3つの言葉をご紹介します。

「どうしてそうなったと思う?」
一緒に原因を探ることで、子ども自身が「あ、だからか」と気づくきっかけになります。

「次はどうしたらいいかな?」
叱られて終わり、じゃなく、「次」を考えさせることで、失敗が経験値になっていきます。

「やろうとしてたんだよね、わかるよ」
これだけで十分なこと、けっこう多いんです。

事例①:こぼしてしまったとき
「びっくりしたね。どうしたらよかったかな?一緒に拭こう」

事例②:友だちのおもちゃを壊してしまったとき
「壊れちゃって、どんな気持ち?…そうか。じゃあ、なんて言えるかな」

ポイントは、解決策を「教える」じゃなく「一緒に考える」こと。答えを渡してしまうより、子ども自身が考えた方が、ずっと記憶に残ります。

まとめ|失敗した子より、怒鳴った自分を責めないで

失敗にイラッとするのは、当たり前です。私も今も全然うまくできてない。

大事なのは、怒鳴ってしまったあとに「どうしたかったんだっけ」って立て直せること。それだけで十分だと思うんです。

声かけのポイント、まとめると、

  • 「なんで」より「どんな気持ちだったの?」
  • 共感してから、原因を一緒に探る
  • 「次はどうする?」で経験に変える
  • うまくできなかった日の自分も、責めすぎない

子どもの「またやっちゃった」は、成長の途中にある当然の通過点。そして親の「また怒っちゃった」も、同じく練習の途中。

どうせなら、失敗した同士でちょっと笑い合える親子でいたいな、と思ってます。

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